悪徳商法 多重債務商法とは
- 2011.06.25 Saturday
- 23:47
こんにちは、浦安の行政書士萩本勝紀です。
消費者を騙す悪徳商法について、悪徳商法を以下の6つに分類に分け、毎回一つずつご紹介しています。
【悪徳商法の分類】
1.「家庭を訪問する」
2.「街頭で声をかける」
3.「会場や家庭に集めて行う」
4.「友人・知人・先輩を通して行われる」
5.「媒体を使って行う」
6.「インターネットによって行なう」
今回は、5.「媒体を使って行う(主にDMや電話を使う)」悪徳商法の一つである「多重債務商法」を取り上げました。
多重債務商法とは
複数の消費者金融から借金をして、返済に困っている多重債務者の弱みにつけ込む商法です。困っている債務者に、ローンの一本化を持ちかけ、さらに借金を重ねさせるといった悪質な手口をつかいます。
具体的には、ダイレクトメールや電話などで、「低金利で借金をひとつにまとめます」などと持ちかけ、借金を少しでも減らしたい多重債務者が申し入れをすると、「あなたにどれくらい融資することができるか調査するために、まずお金が必要です。お金は後で戻ります」と言って、指定する金融会社から借金をさせ、振り込みをさせます。これを数回繰り返した後に連絡が取れなくなります。
これで一通りの悪徳商法をご紹介しました。
しかし新種の手口は次から次へと生まれています。
悪徳業者はホントに悪賢いです。
中には非常にとく考え抜かれた契約書や手法を駆使して騙します。
しかしそれを紐解くのが我々専門家です。
逆に闘争心がかきたてられます。
機会をみてまたご紹介します。